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ネパールの東 紅茶の産地イラムへ    2017.11.16

ネパール紅茶を多くの人に紹介したい。

そんな気持ちが大きくなり今計画中の販売プロジェクトに。それと並行して紅茶探しの旅も今回の大きな目的でした。

 

カトマンズのお茶屋さんから、仕入れ先である個人茶園農家を3カ所紹介していただくことができました。イラムへ行けるチャンスに巡り会えたことは大きな一歩です。

飛行機で40分空港で車をチャーターして、ここから3日間の茶園巡りの旅です。

空港のある場所は東南のタライ平原。ここもお茶の産地。

目指すはインドとの国境を挟む東の山!

2時間ほど山を登ると国が管理しているカンチャンジュンガ農園が広がります。

私たちはさらに3時間山々を越えました。

 

 

 

パドラプール空港から車で2時間イラムの山へ             2017.11.16

    タライ平原の茶園

ここタライはインドアッサム紅茶の産地です。ネパールで紅茶というとチャイ。そのチャイに使われるCTCというコロコロしたお茶に加工されます。

 イラム茶園

標高2000m最初に広がる国有茶園。

観光客も多くお土産屋台も並んでいました。

イラムに入り最初の大きな町。

修学旅行生もランチ。もちろんカレーは手で。



工場見学                                                         2017.11.17

工場の朝、家で茶葉の選別をして重量を量る近所の子どもたち。お小遣いに

最終人の手により細かい茎や葉を取り除く作業。

積んだお茶はすぐにこちらで乾燥。

酸化発酵を促す機械

塊になったものをふるいにかけ、さらに酸化発酵を促進する。

この旅で沢山のお茶の試飲をしました。

オーソドックスティーとよばれる大きなリーフのままの茶葉。もちろんイラム茶園は無農薬で栽培されている。



イラムの村の様子  

かわいい木造の家が並ぶ集落。朝ミルク壺をかついだ人々が集まる。水牛から絞ったミルクを集めて町へ売りに行く光景

 

ステイした茶園農家さんのお家。

ご馳走がならんだ。

外は星が降るように綺麗でした⭐️

空港から5時間、当然部分的にガタガタ道はあるが、イラムの道はカトマンズより整備されている。

秋のシーズンは葉も大きく硬くなってきます。力強い香りも今の特徴です。

瓜の一種、外にはゴーヤのように沢山実っている。10時の軽食。茹でてもらいサツマイモのようで美味しかった。

遮断機のような国境。あちらはインド。



今回訪れた茶園はすべて個人茶園です。

 

サケジュン、ジャスビレー、パシュパティナガル

の3カ所訪ねました。それぞれの工場を見学し試飲させていただきました。

茶葉は摘み取り30分以内には工場の乾燥ネットに並びます。

イラムは中国の木、ハイブリッドも含め20年の若い木がほとんどです。

もちろんオーガニック農法で、不純物を取り除いたり、葉の分別作業は人の手により行なわれます。

この半年間はイラムの紅茶を入手して毎日飲み続ける日々でした。現地で飲む紅茶にこれこれ〜。感動でした。

朝ステイ先でミルクを入れたもの、道中で休憩に飲んだもの、すべて鼻にぬけるような香りを感じるイラムのお茶でした。

 

 

イラムは1日で一年の気候と言われる。空港は真夏だったのに2時間走れば冬。