6月14日 支援先決定

取り残されている人に、待っている人に

 

ラマさんの故郷カブレ郡の家々も被害を受けていると聞いていますが、ラマさんはもっと深刻な被害を受け、支援の手が届いていない村への支援を希望しています。現地で情報を集めた結果、その思いにふさわしい場所が決まりました。

 

支援先地区は ネパール、シンドパルチョーク郡。 今回と2回目の地震で被害の最もひどかった地区。カトマンズの中心から車で約3時間。その中のイチョク区ダプス村に決定。


  採用理由

ダプス村本来ある場所が土砂崩れで危なくて戻れない。全村民が近くへ移住しています。
その移住先全46軒分に屋根のトタン支給ができます。
 現在は最初に支給されたビニールシートや家の一部を利用したり、木の葉で工夫しているらしい。
これから4ヶ月くらい雨季だとか。ちょうど今雨季に入ったところです。
 
(以下ネットからの情報ー ヒマラヤ山中に位置するシンドゥパルチョーク地区は、ネパール大地震の被害がひときわ大く、起伏の激しい凸凹な土地に点在する寒村への路は、曲がりくねった狭隘路しかないため、救援部隊、援助団体が近くまで駆けつけたものの、援助活動は難航している。災害後、ネパール政府による怠慢な対応のせいで、シンドゥパルチョーク地区は取り残され、生存者の間では、政府に対する幻滅が渦巻いていた。)